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一番くじ倶楽部

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ペリペリ開発秘話

【一番くじ 新世紀エヴァンゲリオン 30th Anniversary】放映30周年記念!テレビシリーズをテーマにした胸熱ラインナップの制作舞台裏

【一番くじ 新世紀エヴァンゲリオン 30th Anniversary】放映30周年記念!テレビシリーズをテーマにした胸熱ラインナップの制作舞台裏


1995年10月にテレビ放映がスタートし、2025年で放映30周年を迎えた『エヴァンゲリオン』(以下、『エヴァ』)。テレビシリーズや劇場版、新劇場版を通じて長く親しまれ、世代を超えた幅広いファンから愛され続けています。その30年の歩みを記念し、2026年2月6日より『一番くじ 新世紀エヴァンゲリオン 30th Anniversary』の発売が決定しました。


前弾『一番くじ エヴァンゲリオン ~ヤマト作戦!~』前々弾『一番くじ 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』に引き続き、企画を担当したおりがみさんと、フィギュアの原型製作を行ったスタジオGS株式会社のディレクター・Mさん。開発秘話としても3度目の登場となるお二方に、オープニングを再現した初号機フィギュアやテレビシリーズならではの描きおろし雑貨など、30周年を彩るアイテムに込めた熱い想いとこだわりをインタビューしました。


▼前弾の開発秘話
【エヴァンゲリオン~ヤマト作戦!~】シリーズ30周年!新劇場版のクライマックスを飾る一番くじ。約3年を経て商品化された、開発者たちのエヴァ愛溢れるラインナップ!


▼前々弾の開発秘話
量産機の不気味さをそのままに迫力満点で立体化!『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の感動を形にした造形会社の担当者と企画者にインタビュー


スタジオGS株式会社のMさん(左)企画担当のおりがみさん(右)

スタジオGS株式会社のMさん(左)企画担当のおりがみさん(右)


おりがみさん


2021年に入社。ロト・イノベーション事業部でプロモーション業務を経験後、企画担当となり『エヴァ』の一番くじを担当する。『月1 エヴァ EVANGELION 30th MOVIE Fest.2025-2026』の上映に毎月2回は足を運ぶ。


スタジオGS株式会社のMさん


玩具の企画立案からデザイン・設計・原型製作を行うスタジオGS株式会社の代表取締役を務める。本弾では、フィギュアの原型ディレクションを担当


3度目のタッグが生むシナジー。信頼と熱意の積み重ねで実現した、唯一無二の『エヴァ』フィギュア


――今回で、おりがみさんとMさんが開発秘話にご登場いただくのは3回目になりますね。これまでお仕事をされてきて、お互いにどのような印象をお持ちですか?


おりがみさんが話しているところ

おりがみさんが話しているところ


おりがみ:お仕事でご一緒する前から、Mさんが手がけられた原型を拝見していて、クオリティがすごく高いなと思っていたんです。そのMさんが一番くじの『エヴァ』の原型を担当してくださると決まった時には「これは絶対いいものになるな」と思いましたし、一緒にフィギュアづくりができることが純粋に楽しみで、とてもワクワクしたのを覚えています。

版権元さまのご監修の際には、Mさんも同席してくださります。その場で細かなニュアンスや意図を共有しながら、表情や造形の細部まで詰めていけるので、とても心強いですね。


M:おりがみさんは、とにかく『エヴァ』への理解と愛情が深い方だなと感じています。それに、製作の一つひとつをすごく丁寧に見てくださるので、一緒に作っていて安心感がありますね。

製作に入る前には、キャラクターの捉え方や目指す雰囲気をしっかりすり合わせています。その共通認識があるからこそ、監修の場でも見るべきポイントがはっきりしていて、修正の方向性や次の工程までスムーズに決められるんです。こうした積み重ねが、最終的な完成度につながっていると感じています。


光の羽根で舞うオープニングシーンを再現!立体で魅せる初号機フィギュア


――ではここから各賞について伺っていきたいと思います。まずはA賞の初号機について、こだわりのポイントを教えてください。


『A賞 エヴァンゲリオン初号機 フィギュア』

『A賞 エヴァンゲリオン初号機 フィギュア』


おりがみ:今回再現しているのは、オープニング映像で初号機が光の羽根を広げる、あの一瞬のシーンです。羽根の広がり方や光の演出がとにかくかっこよくて、「これはフィギュアで再現したい」と思い、Mさんに相談しました。


M:聞いた瞬間に「やりたい」と思い、迷わずお返事しましたね。難しそうとは感じましたが、それ以上におもしろそう、という気持ちが強かったです。

今回はテレビ版のイメージを軸に、立体として最もかっこよく見えるバランスを意識しました。身体の細さや脚の長さ、全体のラインは設定画どおりではなく、テレビ版で印象的だったシャープなシルエットや軽やかな立ち姿を組み合わせながら、立体ならではの見映えを考えて造形しています。


『A賞 エヴァンゲリオン初号機 フィギュア』の後ろ姿

『A賞 エヴァンゲリオン初号機 フィギュア』の後ろ姿


おりがみ:参考にできるカットはほとんどなく、羽根がどこからどう生えているのかも分からない状態でした。さらに、このシーンには明確な正解があるわけではなかったので、版権元さまとも一緒に試行錯誤しながら形を探っていきました。


『A賞 エヴァンゲリオン初号機 フィギュア』の胴体部分は、背面の拘束具がめくれている

『A賞 エヴァンゲリオン初号機 フィギュア』の胴体部分は、背面の拘束具がめくれている


M:最初は正面からのシルエットを重視し、羽根を真横に開く形で考えていました。ただ立体物ですから、360度どこから見てもかっこよくしたいと思い、小さな羽根から少しずつ角度を変え、全体のバランスを見ながら大きな羽根も調整しました。

最終的に羽根は背中から後ろ側にも生える形になり、それに合わせて背面の拘束具がめくれる構造になっています。背中やお腹、腕まわりの筋肉表現も作り込んでいるので、正面だけでなく全体をじっくり見てほしいですね。


――塗装面でも紫の色味やツヤ感が印象的ですね。彩色についても力を入れたポイントを教えてください。
M:何度も塗り直しを重ね、色味の再現にはとことんこだわりました。今回は90年代にリアルタイムで『エヴァ』を見ていた人たちの記憶にある、"あの紫色"になるよう試行錯誤を重ねました。いい色に仕上げることができたと思うので「あの頃の初号機だ!」と懐かしんでもらえたらうれしいです。


――ラストワン賞は、羽根が蓄光素材になっているんですね。


『ラストワン賞 エヴァンゲリオン初号機 フィギュア』の羽が暗闇で光っている様子

『ラストワン賞 エヴァンゲリオン初号機 フィギュア』の羽が暗闇で光っている様子


おりがみ:光の羽根とも呼ばれる部分なので、実際に光ったらかっこいいんじゃないか、と思い蓄光素材を使いました。オープニングシーンを再現できるよう力を入れたので、暗闇で光っているところにも注目してほしいです。


――今回はフィギュア自体が大きいのもあって、パッケージもかなりの存在感がありますね。こちらもこだわったポイントはありますか?


『A賞 エヴァンゲリオン初号機 フィギュア』のパッケージ。正面はオープニング映像をイメージした背景で、側面には「圧倒的衝撃が走る」というテキストが『エヴァ』らしいテイストでデザインされている

『A賞 エヴァンゲリオン初号機 フィギュア』のパッケージ


おりがみ:パッケージはA賞とラストワン賞とでデザインを変えているんです。A賞はオープニング映像をイメージした背景に、ラストワン賞は旧劇場版で光の羽根が映えるシーンをイメージした、宇宙っぽい背景にしています。



VHS・LDボックスのジャケットを再現したチルドレンのフィギュア


『C賞 綾波レイ フィギュア』(左)『B賞 碇シンジ フィギュア』(中央)『D賞 惣流・アスカ・ラングレー フィギュア』(右)。3体のフィギュアの後ろには、LD・VHSボックスをイメージしたパッケージが並ぶ

『C賞 綾波レイ フィギュア』(左)『B賞 碇シンジ フィギュア』(中央)『D賞 惣流・アスカ・ラングレー フィギュア』(右)


――B賞、C賞、D賞はチルドレンたちのフィギュアですが、碇シンジのフィギュアが出るのは久しぶりですね。
おりがみ:そうですね。やっぱり30周年の節目として、ここは3人をしっかり揃えたいと。シンジくんはアンケートでも人気が高く、今回情報を公開した際も大好評でした。ラインナップに入れて本当によかったと思います。


――ポージングはどのように決めたのでしょうか?
おりがみ:版権元さまと話し合い、アニメのLD・VHSジャケットのイラストをベースにすることになりました。パッケージにもキャラクター背景に文字を入れ、ジャケットの雰囲気を再現しています。テレビシリーズをテーマに据えたくじとして、満足のいく仕上がりになりました。


――B賞のシンジくんでこだわった点は?


『B賞 碇シンジ フィギュア』

『B賞 碇シンジ フィギュア』


M:シンジくんのプラグスーツの青色ですね。実は、最初少し違う色で作ってしまったんです。というのも、放送当時の資料をまとめた書籍『ニュータイプ100%コレクション』(角川書店/1997年)に載っていたプラグスーツは、緑がかった青だったんです。それを参考にしていたのですが、監修の結果「違います」と。30年経って初めて知った衝撃でした(笑)。


おりがみ:資料自体が1997年のものだったので、その古さも影響していたかもしれないですね。


――意外な発見の後にいまの色に落ち着いたと。造形面についてはいかがですか?
おりがみ:今回はジャケットイラストを忠実に再現することにこだわっています。ただ、ジャケットには腰くらいまでしか描かれていなかったので、それより下には正解がありませんでした。下半身はフィギュアとして不自然に見えないよう、版権元さまとも相談しながらバランスを調整しています。


――綾波レイ、惣流・アスカ・ラングレーはいかがでしょうか?
M:この2人はフィギュアを製作した回数も多いので、比較的スムーズに作れました。綾波はジャケットイラストで首元の形状が少し捻っていたので、そのニュアンスも忠実に再現しています。


おりがみ:アスカもジャケットイラストで描かれていない脚部分が自然に見えるよう調整しています。またバックパックの形状もポージングが苦しくならないよう、サイズを調整しています。


【一番くじ 新世紀エヴァンゲリオン 30th Anniversary】のフィギュアラインナップ。『C賞 綾波レイ フィギュア』(左、手前)『B賞 碇シンジ フィギュア』(中央、手前)『D賞 惣流・アスカ・ラングレー フィギュア』(右、手前)『A賞 エヴァンゲリオン初号機 フィギュア』(左奥)『ラストワンver. エヴァンゲリオン初号機 フィギュア』(右奥)

【一番くじ 新世紀エヴァンゲリオン 30th Anniversary】のフィギュアラインナップ



30周年記念!テレビシリーズの魅力をぎゅっと詰め込んだ雑貨賞


――E賞のラバーコースターは、テレビシリーズの世界観を楽しめる30周年ならではのアイテムですね。


『E賞 ラバーコースター』パイロットのIDカード風デザインのラバーコースター

『E賞 ラバーコースター』パイロットのIDカード風デザインのラバーコースター


おりがみ:パイロット3人のIDカード風デザインは、キャラクターをそのままだとありきたりになってしまうので、30周年らしさを出すために考えた結果、このデザインになりました。各機体のデザインについては、オープニング映像の印象的なシーンを落とし込んでいます。当時見ていた人はもちろん、改めてテレビシリーズ版を見た人にも「あ、このシーンか!」と気づいていただけるかなと思います。


――初号機たちと並んで、ジェットアローンもラインナップされているのがたまりませんね。


『E賞 ラバーコースター』

『E賞 ラバーコースター』


おりがみ:ジェットアローンもテレビシリーズ版限定の登場なので、今回ならではのラインナップです。新劇場版では機体そのものは登場しませんが、デザインの一部や設定上の要素として少しだけ出てくるので、ファンにはうれしいポイントだと思います。さらにネルフやゼーレのロゴも入れているので、好きなものを選んで楽しんでほしいですね。


――アクリルスタンドではテレビシリーズ版で登場した使徒が勢ぞろいしていますね。


『F賞 アクリルスタンド』イスラフェル(左)サハクィエル(中央)サンダルフォン(右)

『F賞 アクリルスタンド』イスラフェル(左)サハクィエル(中央)サンダルフォン(右)


おりがみ:今回はテレビシリーズ版にしか出てこない使徒も含めて、一気に揃えました。第10話のマグマダイバーに登場したサンダルフォンは、作中だと姿がよく見えないので、そういう意味でも貴重なアイテムだと思います。
すべて今回のために描き下ろしたイラストですが、情報公開時には「この時代に新しい描き下ろしイラストが出てうれしい」といったお声をいただき、作ってよかったなと実感しています。全使徒が揃うアクリルスタンドは、これまでにないアイテムですので、ぜひ並べて楽しんでいただきたいですね。


――各話のサブタイトルをそのまま使用したクリアファイルも、非常に欲しくなるアイテムです。


『G賞 クリアファイルセット』

『G賞 クリアファイルセット』


おりがみ:30周年らしいアイテムとは何かと考えたときに、やっぱりサブタイトルのデザインを使いたいなと思ったんです。表面にはサブタイトルを、裏面にはアイキャッチになっていた英字版のサブタイトルを入れているので、どちらも楽しんでいただけるかなと思います。


――ちなみに、Mさんはクリアファイルではどれが欲しいですか?
M:"瞬間、心、重ねて"ですね。この話は月に1回くらいは見返しているので(笑)。そういう意味では、アクリルスタンドもイスラフェルがいいですね。


おりがみ:"瞬間、心、重ねて"はファンの皆さんからも人気が高いですね。あとは"アスカ、来日"、"最後のシ者"なども人気です。



当時を知る人には懐かしく、若い世代には新鮮な『エヴァ』のくじ


――改めて、『エヴァ』の30周年を振り返っての想いをお聞きできればと思います。
M:僕は本当に、新劇場版を見たら『エヴァ』を卒業するつもりだったんです。でもそのタイミングでお声をかけていただいて、いまだに参戦し続けています。「僕はいつ卒業できるのだろう」と思いながらも、思い入れのあるシーンを立体化できる喜びで作り続けています。


おりがみ:まだしばらくは卒業されてしまっては困ります(笑)。


M:まだまだやりましょう(笑)。思い入れのあるシーンを立体化させていただいているので、すごく楽しんでいます。


Mさんが話しているところ

Mさんが話しているところ


――ありがとうございます。おりがみさんとしての思い入れはいかがでしょうか。
おりがみ:僕にとってアニメの入り口が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』だったので、そんな作品の30周年という節目に企画担当として関われるのは、本当にうれしいです。実は今回の初号機は、僕が企画担当になった当初に考えた案なんです。それがこのタイミングで商品化できて、個人的にもすごく感慨深いですね。


――最後に、インタビューを読まれている皆さんへのメッセージをお願いします。
M:当時から『エヴァ』を見ていた方には、オープニングで一番印象的だった初号機の姿をぜひ楽しんでほしいです。ジャケットに描かれていたチルドレンのフィギュアも、かつてレンタルしていたジャケットを懐かしみながら、改めてフィギュアとして好きになってもらえたらうれしいですね。
僕のようなリアルタイム世代にとっては懐かしむものですが、若い世代の方には「当時はこういう姿、こういう色合いだったんだ」と新鮮に感じてもらえると思います。弊社としても、『エヴァ』のくじを通して成長させていただいているので、これからも全力で"サービスサービスぅ!"させていただきます(笑)。


おりがみ:上位賞のフィギュアは造形にとことんこだわっていただきましたし、雑貨賞のラインナップも含め、30周年記念にふさわしい内容になったと思います。ぜひ存分に楽しんでいただきたいですね。
30周年で盛り上がっている今だからこそ、テレビシリーズ版を懐かしく感じる方も、新たに『エヴァ』に触れる方も、この商品に出会って楽しんでいただけたらうれしいです。


『一番くじ 新世紀エヴァンゲリオン 30th Anniversary』の商品たち

『一番くじ 新世紀エヴァンゲリオン 30th Anniversary』の商品たち

©カラー/Project Eva.